矢沢 永吉(やざわ えいきち、1949年9月14日 - )は広島県広島市出身のロックミュージシャン。
血液型はB型。愛称は「永ちゃん」「ボス」。ロゴマークは「E.YAZAWA」。日本のロック界を代表する人物として紹介される。58歳を超えた今も一部固定ファンにはその人気は揺るぐことなく、独創性は衰えを知らない。ファンが熱狂的なことでもよく知られている。
全曲ではないが作詞も手掛ける.他のアーティストに五大洋光名義で楽曲を提供したこともある。(クールス 紫のハイウェイ等) 俳優として映画やドラマの主役を務めたこともある。CM出演も多数にのぼる。また、プロデューサーとして自身の多くのアルバムを手がけてきた。コンサートの興行や演出なども自身の会社が行い、自らが全体を取り仕切る。
デビューから30年以上を経過しているが、今でも熱狂的なファンを多数擁している。日本ではかねてより50代のロック歌手は存在せず、矢沢が初めてのアーティストとなった。自身もその事を意識しており、誰も到達していない未知の領域に対する挑戦が、新たな記録とファンを生んでいる。
2007年現在、楽曲数300曲・ライブ総数1500本・総動員数550万人を超える。オリコンアルバムランキングベスト10入り最多記録(46作)と日本武道館最多公演記録(97回)を更新中。
様々な事件・騒動
山中湖の自宅を取り壊す。
山中湖に建てた自宅が女性週刊誌に取り上げられ、熱狂的なファンが連日連夜訪れ大騒ぎとなる。引越し後空き家となった住居に一部のファンが侵入するほどエスカレートした為、自宅を取り壊す事となる。
マネージャーによるコンサート売り上げ詐欺事件。
そっくりさんによる3億円CM裁判騒動。
オーストラリアにおける事務所元側近による巨額横領事件。
土地取引を巡り、30億円という巨額の経済事件となった。これはオーストラリア犯罪史上2番目の被害額である。
サントリー「BOSS」CM自粛騒動。
サントリー「BOSS」CM中の台詞「夏だからってどこか行こうってのやめましょうよ…何処行ったって夏なんですから…」に、長野県の旅館経営者が抗議。このCMは自粛となったが、次回のCMでは台詞が「冗談じゃねえよ」となった。
桑田佳祐による「すべての歌に懺悔しな!!」騒動。
1994年に桑田が発表した楽曲「すべての歌に懺悔しな!!」の歌詞をめぐり、マスコミによって長渕剛とともに桑田に揶揄された当事者とされたが、激怒した長渕と対照的に「お互いクリエイター。全然、気にしていないよ。それより桑田君のほうは大丈夫か?」と冷静に桑田を気遣った。
上述のような様々な逆境に見舞われるものの、CMやTVドラマに数多く出演、また主演映画公開など新分野に挑戦。2005年までに全ての借金を返済し、東京赤坂に5階建てのスタジオを建設するまでに至る。本人曰く、「また新たなローンができてしまった」。